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遺品整理・生前整理コラム

遺品整理で泣かないために。知っておくべき業者トラブル

大切なご家族が亡くなられた後、遺品整理は避けて通れない道です。しかし、心身ともに負担が大きい中で業者に依頼した結果、「こんなはずではなかった…」と後悔するケースも少なくありません。この記事では、遺品整理にまつわる実際のトラブル事例を参考に、後悔しないための業者選びのポイントや対策を解説します。

 

1. はじめに:なぜ遺品整理でトラブルが起こりやすいのか?

故人の大切な品々を整理し、家を片付けるという大変な作業を代行してくれる遺品整理サービスは、多くの人にとって心強い存在です。しかし、その一方で、料金や作業内容に関するトラブルの相談も後を絶ちません。ある公的機関の調査によると、遺品整理サービスに関する相談件数は依然として多く、特に「高額な追加料金を請求された」「大切な遺品を勝手に処分された」といった内容が目立ちます。

遺品整理は、故人を偲ぶ大切な時間でもあります。悲しい思いをしないためにも、どのようなトラブルが起こりうるのか、そしてどうすればそれを避けられるのかを知っておくことが重要です。

 

2. 【要注意!】遺品整理で実際にあった契約トラブル事例

ここでは、実際に消費者関連の相談窓口などに寄せられた遺品整理のトラブル事例をいくつかご紹介します。

  • 事例1:「見積もりだけのはずが…」その場で契約を迫る手口 「ネットで検索して見つけた業者に見積もりを依頼。来訪した担当者から『今日契約すれば安くなる』『早くしないと作業が遅れる』などと契約を急かされ、冷静に判断できないまま高額な契約をしてしまった。後日、作業がなかなか始まらないため問い合わせると、曖昧な返答ばかり。キャンセルしようにも、契約書には高額な違約金の記載があった。」 このように、消費者の焦りや知識不足につけ込み、その場での契約を強引に迫る業者には注意が必要です。

  • 事例2:「高すぎる!」キャンセル料をめぐるトラブル 「遠方で亡くなった親族の遺品整理のため、ある業者と契約。しかし、その後もっと安く対応してくれる業者を見つけたためキャンセルを申し出たところ、見積もり金額の半額近い高額なキャンセル料を請求された。契約時にはキャンセル料について詳しい説明は受けていなかった。」 契約内容をしっかり確認しないまま契約し、後からキャンセル料の高さに驚くケースは少なくありません。

  • 事例3:「話が違う!」作業当日の高額な追加料金請求 「数社から見積もりを取り、一番安かった業者に依頼。作業当日、トラック1台分の荷物を積み終えると『廃棄物処理代を先払いしてほしい』と言われ支払った。その後も次々と荷物が運び出され、その都度支払いが発生。結局、見積もり金額の倍以上の費用を請求され、荷物も全て片付かなかった。追加費用に関する説明は見積もり時には一切なかった。」 初期の見積もりを安く提示し、作業当日に様々な理由をつけて追加料金を請求する手口です。

  • 事例4:「大切なものが…」事前の取り決めと異なる遺品の扱い 「作業前に『これは処分しないでほしい』と伝えていた自分の大切な品物が、誤って他の作業員によって運び出されてしまった。他にも、遺品の扱いが全体的に雑で、思い出の品が傷つけられたりした。」 作業員とのコミュニケーション不足や、業者の管理体制の不備から、残しておくべき遺品が誤って処分されたり、破損されたりする悲しいケースもあります。

 

3. トラブル事例から学ぶ、契約前に確認すべきポイント

上記のようなトラブルに巻き込まれないためには、契約前の確認が非常に重要です。

  • 契約を急かされても即決しない 「今日だけ安い」「キャンペーン中」などの言葉に惑わされず、その場で契約を即決するのは避けましょう。複数の業者を比較検討する時間的・精神的な余裕を持つことが大切です。
  • キャンセル料の条件をしっかり確認する いつから、どの程度のキャンセル料が発生するのか、契約書面でしっかり確認し、不明な点は必ず質問しましょう。口頭での説明だけでなく、書面での記載内容が重要です。
  • 追加料金が発生する可能性と条件を明確にする どのような場合に、いくら程度の追加料金が発生する可能性があるのか、具体的に確認しましょう。見積書に「追加料金一切なし」と明記されているか、あるいは追加発生の条件が詳細に記載されているかを確認することが肝心です。
  • 作業内容の認識合わせを徹底する 処分するもの、残すもの、買い取ってもらうものなどを明確にリスト化し、業者と書面で共有するなど、認識の齟齬がないように細かく打ち合わせを行いましょう。作業当日の指示系統も確認しておくと安心です。

 

4. 後悔しないための対策:悪質な業者を見抜くチェックリスト

信頼できる業者を選ぶために、以下のチェックポイントを参考にしてください。

  • 見積もり段階での注意点
    • 必ず複数業者から見積もりを取る: 最低でも2~3社から相見積もりを取り、料金だけでなく、作業内容、サービス範囲、スタッフの対応などを総合的に比較検討しましょう。
    • 見積もり自体の料金発生の有無を確認: 見積もりや出張に費用がかかる場合もあるため、事前に確認が必要です。
    • 廃棄物処理方法の確認: 家庭ごみを処理するには「一般廃棄物収集運搬業許可」が必要です。業者がこの許可を持っているか、または許可業者と提携しているかを確認しましょう。産業廃棄物処理業や古物商の許可だけでは家庭の遺品整理で出る廃棄物の収集運搬はできません。お住まいの自治体のルールも確認しておくと良いでしょう。
  • 契約内容の確認ポイント
    • 作業範囲と料金内訳の明確さ: 「一式いくら」だけでなく、どの作業にどれくらいの費用がかかるのか、詳細な内訳が記載された見積書・契約書を求めましょう。
    • 追加料金とキャンセル料の明記: 追加料金が発生する可能性のある作業内容とその料金、キャンセル料の発生条件と金額が明確に記載されているか確認します。
    • 契約書の内容を隅々まで確認: 小さな文字で書かれた条項も見逃さず、不明な点は納得いくまで説明を求めましょう。
  • 作業当日の心得
    • 残す遺品と処分する遺品の明確な区分と指示: 事前に自分で仕分けを行うか、それが難しい場合は、作業員に明確に指示できるように準備しておきましょう。誤って処分されないよう、目印をつけるなどの工夫も有効です。
    • 可能であれば作業に立ち会う: 全ての時間に立ち会うのが難しくても、作業開始時や終了時、特に重要な判断が必要な場面では立ち会い、コミュニケーションを取ることが望ましいです。

5. まとめ:信頼できる遺品整理業者を見極め、大切な遺品整理を悔いなく終えるために

遺品整理は、故人との思い出と向き合い、気持ちを整理するための大切なプロセスです。しかし、業者選びを誤ると、金銭的なトラブルだけでなく、精神的にも大きな負担を強いられることになりかねません。

今回ご紹介したトラブル事例や対策を参考に、複数の業者を慎重に比較検討し、契約内容をしっかりと確認することで、多くのトラブルは未然に防ぐことができます。信頼できる業者を選び、故人を偲ぶ時間を大切にしながら、悔いのない遺品整理を行ってください。


参考文献:

  • 国民生活センター「こんなはずじゃなかった! 遺品整理サービスでの契約トラブル – 料金や作業内容に関するトラブルが発生しています -」(平成30年7月19日公表資料)

 

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