遺品整理・生前整理コラム

心に嬉しい変化も! エンディングノートの基本の書き方

エンディングノートと聞くと、その名前から何だか重苦しい気分になってしまう方も多いのではないでしょうか。

でも、ノートを書くことによって「漠然とした将来への不安が減る」「今を大切にする気持ちが生まれる」「人生に対する見方が変わる」など、精神面に様々なプラスの効果があるようです。今回は、そんなエンディングノートの基本の書き方をご紹介します。

エンディングノートとは? 遺言書との違い

エンディングノートとは、文字通り自分の人生の終盤について書いておくノートになります。万が一に備えて家族や友人に伝えたいことを記載するもので、決まった形式はありません。また、法的効力もないため気楽に書くことができます。市販のエンディングノートでも普通のノートでも、手にとって気に入ったものを使って始めてみてください。

遺言書との違い

遺言書には法的な強制力があるのに対して、エンディングノートにはないという点が一番の違いです。また、遺言書の内容は民法の規定に従って作成する必要があり、主に財産分与に関することが対象となります。その点エンディングノートは自由な書式ですから、介護や葬儀、ペットに関することなど、自分が伝えたい内容は何でも記載することが可能です。

エンディングノートに最低限記載したい10項目

かなりのボリュームですが、一度に書く必要はありません。簡単に書ける項目から少しずつまとめていきましょう。書き進むうちに頭が整理され、気持ちがスッキリしてくるはずです。

1)基本情報

 自分が亡くなった後、住民票や年金関係の届けをする際に家族が必要とする情報を中心に記します。

  • 氏名(あれば旧姓も)
  • マイナンバー
  • 生年月日
  • 血液型
  • 現住所
  • 出生地と本籍地
  • 家族構成
  • その他(勤務先、学歴、職歴など)

2)緊急連絡先

 万が一の際に知らせてほしい親族や勤務先などを記載しておきます。

  • 家族の連絡先
  • 勤務先
  • ご近所の友人

3)医療情報

 緊急時に知らせておきたい医療情報を記載します。

  • 血液型
  • アレルギー情報
  • 持病情報
  • 服薬の薬について
  • 保険証の記号と番号(置き場所)
  • かかりつけの病院名、電話、住所
  • 延命措置に関する希望
  • 介護に関する希望

4)遺言書について

遺言書の有無、種類(自筆証書遺言・公正証書遺言など)、保管場所も書いておくと家族は助かります。また、正式な遺言書がない場合も相続に関する希望などを書いておくと良いでしょう。

5)資産について

資産の一覧表と、関連書類の置き場所を記しておきます。暗証番号はノート紛失時や盗難時を考え記入しないようにしましょう。

  • 預貯金(口座番号など通帳の記載事項を書く)
  • 借金の有無と内容
  • 不動産(種類、住所、名義、利用者の連絡先など)
  • 株式等(金融商品の種類、証券会社名など)
  • その他(骨董品、リゾート会員権、金、高級ブランド品など)

6)生命保険

  • 保険の名称
  • 保険会社名
  • 証券番号
  • 契約者名
  • 保険証券の保管場所

7)ローン・定額制サービス関連

ローンや毎月の支払いが発生するサービスを利用している場合は、記載しておきましょう。自分の亡き後に解約する必要のある項目をまとめます。

  • 住宅ローン
  • 車のローン
  • 動画や音楽の配信サービス
  • 新聞など

8)デジタル関連

パソコンや携帯電話、SNSなどのIDとパスワードをまとめます

9)葬儀・お墓について

  • 宗教(宗派なども)
  • お墓について
  • 葬儀の方法
  • 納骨の方法や場所

10)連絡先と形見分けの希望

 亡くなった後に連絡してほしい人や葬儀に呼びたい人、形見分けを渡したい相手と連絡先を記載しておきましょう。

エンディングノートがもたらす心身面への効果

「終活をしたいが何から手をつけていいのか分からない」「何が不安なのか分からないが、老後がとにかく心配」という方は多いのではないでしょうか。人は自分が把握できていない状態を強く不安に感じるそうです。

エンディングノートの項目を一つずつ埋めていくことで問題点が明確になり、頭の中が整理され、必要以上に不安を感じることは少なくなっていきます。また、今後どのように生きていきたいかが明確になり、充実した毎日を計画するきっかけとなる方も多くいらっしゃるそうです。

「家族のために」そして「自分自身の人生計画のために」ぜひエンディングノートに取り組んでみてはいかがでしょうか?

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