遺品整理・生前整理コラム

多くの人が頭を抱える「衣類の遺品整理」、一つずつ悩みを解決していきます

遺品整理の中でも皆さん共通で悩まれるのが衣類の整理だと思います。年配の方のお宅だと大量に持たれている場合が多いですし、一つ一つ服を手に取っては思い出が溢れ出てきて、スムーズに作業が進まないものです。感情的にも体力的にも消耗しがちな、衣類の遺品整理について今回は考えていきます。

服の遺品整理は多くの人が頭を悩ますテーマです

衣類の遺品整理というのは様々な要素が混在するため、なかなか複雑な作業です。難しいと感じる要素を分解して一つずつクリアしていきましょう!

1.思い出があふれて手が止まってしまう

遺品整理は感情的に難しい作業であり、思い出がよみがえってくることは自然なことです。作業の前に十分な時間をかけて感情に向き合うことが、遠回りのようで実は近道となります。衣類を手に取って思い出に浸り、感じること、その場にいる人と思い出話を分かち合うこと。遠回りと思われるかもしれませんが、これは遺族の心を癒すために必要なプロセスなのです。そして故人への供養にもつながります。整理をする親族と共に故人に思いを馳せてから、作業をスタートできるといいですね。

【思い出があふれてしまう時のアイディア】

  • 作業の前に十分な時間をかけて、感情に向き合う
  • 気持ちを抱え込まず、他者と分かち合う
  • 心の負担が重い時は無理せず少しずつ進めて感情を慣らす
  • 思い入れのない衣類や下着、タオルなどをまずはまとめて処分する
  • 思い出の詰まった服は無理に処分せずに、しばらく残しておく

2.思い出の服をどのように残すか迷う

大量の衣類の中から故人の思い出の服を選び取るのは、なかなか時間のかかる作業です。あれもこれも残しておきたい、少数に絞り込めない、そんな気持ちになることと思います。まず大切なのは、自分一人で決定しないこと。親族にも様々な思い出があるはずですから、一緒に相談しながら進めましょう。今はリメイクや額装など様々な方法で思い出を残すサービスがあります。服を丸ごと残すのは場所を取ってしまうという場合、思い出の詰まった服から布地を少しずつ取ってパッチワークにしたり、小さなくるみボタンを作るというのも素敵ですね。

【思い出の服を残すアイディア】

  • 親族と相談して思い出の服を選ぶ
  • エンディングノートや遺言書で故人の意思も確認する
  • 親しい方に形見分けする
  • 自分が着られるサイズにお直しする
  • ぬいぐるみ用の服にリメイクして部屋に飾る
  • 布地を額装する
  • 様々な服から少しずつ布地をとってパッチワークを作る

3.状態の良い服は捨てるのが忍びない

まだ着られそうな状態の良い服は、処分するのに気が引けてしまいますよね。思い出の服として残すもの以外は、思い切って捨ててしまうのが一番簡単ではありますが、「まだ着られるのにもったいないな」と思ってしまうのも自然な感情です。気持ちに蓋をして無理をすることがないよう、下記のアイディアも検討してみてはいかがでしょうか。

【状態の良い服を処分する方法】

  • 慈善団体に寄付をする
  • ご近所や知人に声をかけて好きな服を持っていってもらう
  • リサイクルショップに買い取ってもらう
  • フリマアプリで売る
  • 自治体の古着回収に出す

4.衣類の整理中にくしゃみ、鼻水が出て辛い

タンスや押し入れに長年保管されていた服には、沢山のダニ・カビ・ほこりなどの「ハウスダスト」が含まれている場合があります。作業中にくしゃみ、鼻水、目のかゆみ、咳の症状が止まらない…という症状が出る場合は、このハウスダストが原因でアレルギー症状が出ている可能性が高いと思われます。対策をしてから作業に臨みましょう。

【作業中のアレルギー対策】

  • マスクと花粉症用メガネをつける
  • 手袋をする
  • 抗アレルギー薬の服用を医師に相談する
  • ホコリが飛ばないように静かに作業をする
  • 部屋の窓を対角線上に開けて換気をする
  • 濡れ雑巾を手に持ち、タンスのホコリを拭きながら作業する

5.捨てる・残す・売るの仕分けに疲弊する

遺品整理をする際に避けて通れないのが、必要・不要を判断して仕分ける作業です。年配の方は何十年も大切に服を持ち続けていることが多いため、膨大な量がタンスに入っていることも少なくありません。どれを捨てるのか、残すのか、形見分けするのか、売るのか…。一つずつ決定していくだけでかなりの時間がかかってしまいます。疲れ果ててしまわないように、上手に仕分けをしていきましょう。

 

【仕分け 第1段階】

「捨てる」、「残す」、「保留する」の3つに分ける

まずはシンプルに3つに分けましょう。「捨てる」ものは簡単です。下着や着古した服など、瞬時に不要と分かる衣類を次々とゴミ袋に入れて作業に勢いをつけましょう。「残す」ものは、形見分けする予定の服や売りに出せる状態のもの、自分が使いたいもの、リメイクしたいもの、などです。「保留する」は、言葉のままで、保留したい服です。服の整理で一番厄介なのが、判断に迷って手が止まってしまうこと。そうなると勢いが落ち、判断力も低下してくるため、迷ってしまったら「保留する」ボックスにササッと入れてしまいましょう。

 

【仕分け 第2段階】

「残す」ものを「人に譲る」「売却する」に分ける

残すものを一箇所にまとめたら、次は行き先を決めていきます。「保留」分を除いているはずなのに、「残す」がものすごい量になって愕然としてしまうかもしれません。この段階まで来ると判断力の精度がスタート時点より上がっているはずなので、「残す」ものの中から「捨てる」に移動できる服がいくつも出てくるかと思います。さて、本当に残したい服が出揃ったら、「人に譲る」「売却する」を決定していきましょう。

「人に譲る」…形見分け、慈善団体への寄付、バザーに出す、自分が使う

「売却する」…フリマアプリで売る、リサイクルショップに持ち込む、遺品整理業者に買い取ってもらう

 

【仕分け 第3段階】

売却先、譲り先を決めて作業を行う

ここまで来たらあと一歩です。しかし最後の一歩がまた長いのです…。フリマアプリで売ることにした場合、写真撮影をし、品物の状態やサイズを説明する文章を書かなければなりません。売却後にトラブルにならないよう、慎重に傷みや虫食いなどがないか見極めて商品の紹介文を書いていきます。また、発送時の梱包サイズが大きくなる場合は送料も高くなるため、値段設定に気をつけないと損をしてしまうケースもあることを頭に入れておきましょう。

フリマアプリは自由に値段を付けられるため、リサイクルショップに出すよりも儲けが多くなる場合が多いのですが、かなりの手間と時間がかかってしまうのが難点です。疲れてしまったら、まとめて買取業者や遺品整理業者に買い取ってもらうことも検討してみてはいかがでしょうか。

 

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