遺品整理・生前整理コラム

ゴミ屋敷化した部屋の引越し、どこから手をつける?

ゴミ屋敷化した部屋からの引越し。大量のモノを目の前に途方に暮れて、一歩が踏み出せずにいませんか?自分で片付けるべきか、それともプロの力を借りるべきか。このコラムでは、あなたの状況に合った最適な解決方法を見つけるためのポイントをご紹介します。

まずは現状チェック!自分でできる?プロに頼む?

ゴミ屋敷と一言で言っても、部屋の広さやモノの多さはそれぞれ違います。自力で片付けられるのか否かをまずは確認することから始めましょう。

部屋の広さをチェック

片付けの作業量と必要な時間を見積もる上で、まず重要なのが部屋の広さです。以下を目安に、現状を確認してみましょう。

1R~1DK(20㎡前後)

比較的コンパクトな間取りなら、1~2人で3日程度かければ片付けられる可能性があります。ただし、天井近くまで物が積み上がっているような場合は、作業スペースの確保が難しく、予想以上に時間がかかることも。

2DK~2LDK(40㎡前後)

休日を利用して3~4日程度の作業時間は必要です。家具や大型の不用品が多い場合は、運び出しに人手が必要になるため、友人や家族の協力を検討しましょう。

3LDK以上(60㎡以上)

広い間取りの場合、素人の片付けではかなりな時間を要します。特に長年の生活で物が溜まっている場合は、仕分けや処分に相当な時間と労力が必要です。プロへの依頼を検討する目安となる広さといえます。

※上記の目安は、片付けに慣れた人の作業時間です。実際の所要時間は、散らかり具合や不用品の量、作業者の体力や判断力によって大きく変わってきます。まずは一部屋だけでも片付けてみて、自分のペースを把握することをおすすめします。

 

散らかり具合を5段階でチェック

ご自身の部屋の状態がどのレベルに当てはまるか確認し、片付けの進め方を検討しましょう。

レベル1:生活空間は確保できている

・床に物は散らばっているが、歩くスペースは確保できている
・家具や収納スペースはまだ使える状態
・必要な物の場所は把握できている
→基本的に自力での片付けが可能です。

レベル2:生活に支障が出始めている

・床に物が増え、歩くスペースが狭くなっている
・使えない家具や収納が出てきている
・必要な物を探すのに時間がかかる
→家族や友人に協力を依頼しながら、計画的に進めることをお勧めします

レベル3:生活空間が著しく制限されている

・特定の部屋が物置と化している
・廊下や玄関も物であふれている
・必要な物が見つからないことが頻繁にある
→自力での対応は体力的な負担が大きくなります。状況に応じてプロの活用も検討しましょう

レベル4:危険な状態

・寝るスペース以外はほぼ物で埋まっている
・物が積み上がり、崩れる危険がある
・カビや害虫が発生している可能性がある
→安全面を考慮し、プロの協力を得ることを強くお勧めします

レベル5:専門家の介入が必要

・天井近くまで物が積み上がっている
・ドアが開かない部屋がある
・腐敗臭がする、または衛生状態が著しく悪い
→火災リスクや健康被害の可能性があるため、必ずプロの力を借りましょう

自力での片付けを検討する場合は、まず小さな範囲から始めることをお勧めします。作業を進めながら、自分の体力と相談して無理のない範囲で進めていきましょう。状況が思っていた以上に深刻だと感じた場合は、途中からでもプロに相談することをお勧めします。

 

自力での片付けが難しいケースの特徴

以下のような状況に心当たりがある場合は、無理せずプロの力を借りることをお勧めします。

体力面での不安がある

・暑さ寒さに弱く体力面に不安がある
・重い家具や家電を一人で動かせない
・足場が不安定で、高所作業が危険
・ハウスダストアレルギーや喘息の持病がある

精神面での負担が大きい

・物を捨てる決断に強い不安を感じる
・一人で作業を進めると気分が落ち込む
・片付けを始めると途方に暮れてしまう

環境面での課題がある

・大量の不用品で作業スペースが確保できない
・カビや害虫、異臭の発生が見られる
・特殊な処分が必要な物がある

時間的な制約がある

・片付けに充てる時間が取れない
・引越しまでの期限が迫っている
・遠方に住んでいて現地での作業時間が限られる
・急な入院や施設入所が決まった

このように、自力でゴミの処分をすることが難しそうな場合は、家族と相談したりゴミ屋敷清掃の会社に相談することをお勧めします。

自分でチャレンジする場合の進め方

【作業に入る前に、まずやるべきこと】

1. ゴミ出しルールの確認
・収集日程と分別方法を市区町村のホームページでチェック
・粗大ゴミの収集予約方法と料金を確認
・処分場の持ち込みルール、営業時間、料金を調べる
・年末年始や連休中の収集スケジュールにも注意

2. 必要な道具を準備する
・大きめのゴミ袋(45L以上)
・段ボール箱(仕分け用)、ビニール紐
・軍手やマスク

3. 収集や処分の段取り
・粗大ゴミの収集予約を入れる
・不用品回収業者の見積もりを取る
・処分場への持ち込みの段取りを決める
・近所への挨拶や周知を検討

前もってこれらを確認しておくことで、片付けた物をスムーズに処分できます。特に粗大ゴミは予約から収集まで時間がかかることもあるので、早めの確認と手配が重要です。

まとめ

ゴミ屋敷からの引越しは、部屋の広さや散らかり具合を客観的に判断することから始めましょう。自力での片付けが可能な場合は、事前準備を万全に整えて計画的に進め、体力や時間的な制約がある場合は、無理せずプロの力を借りることが賢明です。状況に応じて最適な方法を選択し、安全で効率的な引越しを目指しましょう。

 

全国対応「ふうせんの風」にお任せください!

埼玉県を中心に、空き家やゴミ屋敷の片付け、遺品整理サービスを提供する「ふうせんの風」は、高価買取、自社スタッフによる一貫した対応、徹底的な仕分けによるゴミの廃棄費用削減など、お客様のご負担を最小限に抑えるサービスを提供しております。ゴミ屋敷のお片付けでお困りの際は、ぜひ「ふうせんの風」にご相談ください!

高価買取でコストカット

「ふうせんの風」では、海外を含む独自の販売ルートを確保しているため、他社では買取不可能な品物も高価買取が可能です。これにより、お客様の負担を大幅に軽減することができます。

自社スタッフによる一貫した対応

当社では、打ち合わせから作業まで一貫して自社の経験豊富な専任スタッフが対応します。外注は一切行わないため、高品質なサービスをリーズナブルな価格で提供できます。作業中もお客様からのご相談にスピーディーに対応可能です。

徹底的な仕分けでゴミの廃棄費用を削減

ゴミ屋敷片付けの施工時には、お客様の大きな負担となる「ゴミの廃棄費用」を極力抑えるため、スタッフが廃棄物を徹底的に仕分けします。仕分け品の中から買取品を増やすことで、お客様の負担と環境への負荷を少しでも減らすよう努めています。

ゴミ屋敷の片付けについてお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。精一杯サポートさせていただきます。お客様のご負担が少しでも軽くなりますよう、「ふうせんの風」はこれからもお客様に寄り添い続けてまいります。

 

 

 

【業務内容のご案内】特殊清掃サービスのご案内

【店舗ご紹介】「遺品整理 ふうせんの風」埼玉店のご案内

【コラム】遺品整理にまつわるアレコレをお教えします!

生前整理は、いつから、どうやって始めるのがベスト? 手順を詳しく解説します 離れて暮らす実家がゴミ屋敷になっていたらどうする?原因別の対処法を解説します。 「正しい手順」と「効率的な片付け方」で無理のない遺品整理を 心に嬉しい変化も! エンディングノートの基本の書き方 遺品整理で親族と揉めないために。起きがちなトラブルを知っておこう 孤独死にもつながるセルフネグレクトとは? セカンドライフを充実させる「老前整理」のススメ 家族が亡くなったら 〜最初の2週間で行うことリスト〜 ゴミ屋敷の原因にもなる「ためこみ症」を知っていますか? 最近話題の「樹木葬」とは?その特徴や種類をご紹介 デジタル遺品整理って何? 故人のデジタルデータを整理するポイントをお伝えします 多くの人が頭を抱える「衣類の遺品整理」、一つずつ悩みを解決していきます 遺品整理中に、タンス預金を発見したらどうする? 遺品整理の買取で高く売れる品は?買取依頼のコツや注意点をご紹介 遺品整理の費用を少しでも抑えたい! 安く抑える方法と注意点をご紹介 故人との思い出を大切に、遺品整理を円滑に進める5つのステップ 空き家の片付けどうしよう…知っておくべき重要ポイントを解説します 遺品整理で失敗しないために〜捨ててはいけないものガイド〜 溜め込み症はどう始まる?:ゴミ屋敷に至る捨てられない理由 遺品整理の時期はいつが適切?四十九日との関係は? 遺品整理はいつから始めるべき?専門家が教える最適な時期と判断基準 認知症の親の家がゴミ屋敷に:家族ができる7つのサポート ゴミ屋敷になってしまうのはなぜ? 原因と抜け出すための対策をご紹介します もしも親族が孤独死したら… 最初の対応や特殊清掃の流れをご紹介します 空き家の片付けで買取を依頼したい!- 価値ある品物の見分け方とは? ゴミ屋敷化した部屋の引越し、どこから手をつける? 風水の知恵を活かした、心が整う遺品整理
お見積り無料
お気軽にご相談、お問い合わせください
050-1808-5749
メールでのお問い合わせ